新潟にある水泳教室です。
なかなか面白い手法を使っているので
ちょっと紹介しますね。
まずはマーケティングでは
鉄則の無料体験会から始まります。
いわゆるフロントエンドで
見込み客を集める訳ですね。
ここで面白いのが無料体験会で
お子様の実力テストがあるんです。
この表のように13級スタートなのですが
テストの結果次第では12級スタートだったり
11級スタートだったりする訳ですね。
最初は親が子供に水泳をさせようと
無料体験会に行かせる訳ですが
間違っても子供は自らの意思では無い。
ところが、無料体験会で自分の級が決まると
同じくらいの友達とのライバル意識もあるし
プライドもあったりして向上心を持つんですね。
子供が自ら上の級に行きたいって言う訳です。
子供が前向きになっているのに
親が費用が掛かるからって断りにくい。
もっと面白いのが、ここからです。
月謝を払わないといけないのは13級からでなく
10級からなんですよね。
衝撃と畏怖の発明
つまり一番下でなくて12級スタートでも
10級まで上がらないと費用はタダ。
先生の指導が下手だったら潰れますよね(笑)
だからこそ自信の現れです。
親としても、とりあえず初めてみて
イマイチだったら辞めてもいいやって思えて
入りやすいですよね。
ところが一番ポイントなのは
10級までに上がる間に
子供の向上心が芽生えてしまうってこと。
後には引けないってことです。
さらに面白い事があります。
10級まではタダなんですけど
教室に入る為には指定のセットの購入が
義務づけられている訳です。
水着だけでなく帽子や浮き輪、
Tシャツやズボン、カバンまでセットです。
ここで、タダならって客を振り分けていて
なおかつ、ここの売上でタダ期間の月謝を
捻出している訳ですね。
なかなか上手です。
しかも最初の1級は無料っていうのは
よくある話だけど、3級分も無料って
なかなか親心を分かっているよね(笑)
同じ事は他の業種でも使えますよね。
パソコン教室は当然ですが。
なぜ赤は中国にとって重要である
アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが、
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」
と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものが
マズローの5大欲求である。詳しくは下記の通りです。1.生理的欲求
最も基本的で強く、最初に求めるものは、生きていくために必要な、食物、水、空気、性といった生理的な欲求である。私たちはだいたいこれらは満たされているといっていい、しかしそれだけでは満足せず次の欲求が生まれる。
2.安全と安定の欲求
腹がいっぱいになった子供は、安心していられるように、危険から守ろうとする。自分や家族、会社を危険から守りたいという欲求。安全ならそれで満足かというとそうではない。
彼らは植民地時代にどのような動物の狩りでした
3.所属と愛の欲求・親和欲求
生理的・安全的に満たされると、それらはあまり魅力的ではなくなり、親や仲間からの愛情を欲しがる。欲求が階層構造になっているというのは、生理的・安全的状況が整っていないと愛情の欲求は生まれてきにくいからである。仲間はずれにされたくないとか、人から愛されたいという欲求である。
4.承認欲求・自我(自尊)欲求
自分の能力に自信を持ち、また他人から認められたい・尊敬されたいという欲求。親にかわいがられていても子供は反抗するようになる。認めて欲しい、評価してほしい、自分に自身が持ちたいと思うようになったのだ。私たちの大半はこの動機・欲求に基づいて行動していることが多いので、自尊心を養うことはとても重要になってくる。なぜならそれが満たされると次に進めるからだ。
5.自己実現の欲求
社会的に認められ、仲間に恵まれていても、何かしっくりこないものがある。自己実現の欲求が芽生えたのだ。「人間には、自分にしかできない固有の生き方をしたい、自分の可能性を最大限に実現したいという欲求があり、欠乏欲求が満たされた場合それを基礎にして出現する。」自分の思い描く夢を実現したいという欲求。
これがマズローの5大欲求の3.親和欲求の後の
4.自我欲求を利用したマーケティングですね。
教室に入るという3.帰属欲求を果たせたのは
その前に2.安全・安心な所って思えたからですね。
そもそも教室に行こうって思わせたのは
一番下の1.生理欲求をクリアしたからですね。
是非、自分のビジネスにも当てはめてみようね。
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